仙台から山形まで安近短の日帰り旅行

せめてもの日帰り旅行

長男が高校生、次男が中学生になったばかりのことです。連休だというのに、旅行へ連れて行くこともできないことを申し訳なく思っていました。そこで、せめて安価で近距離、短時間の日帰り旅行を経験させてあげたいと、仙台から山形へと向かいました。

利用したのはJR仙山線です。九月でしたから紅葉は始まっていませんでしたが、川の流れは清々しく、山の大気は澄んでいました。目的地は、芭蕉が名句を残した山寺。頂上からの眺めとともに、おいしいお蕎麦を味わってもらいたいと思ったのです。

長男も次男も素直について来たのは、久しぶりの日帰り旅行がうれしかったのでしょう。通勤圏のような距離でしたが、非日常の雰囲気に浸ることができたようです。

山寺で最も楽しそうだったこと

山寺の醍醐味は、はるか頂上から遠くを見渡すことです。けれど、そこに至るまでは長い坂を登り続けなければいけません。樹木が生い茂る山道ですが、運動不足だった夫にはかなりきつかったらしく、途中でリタイアしました。長男と次男とともに、私ですら頂上に辿り着いたのに。

眼下に広がる光景を堪能したあとに、私たちはお蕎麦を求めて彷徨いました。あまり混んでいない店舗を選びましたが、大失敗。駅で食べる立ち食い蕎麦の方がおいしいような味。閑古鳥が鳴いている店舗は危険ですね。

駅へ向かう途中、長男はレプリカの短刀を、次男は編み笠を買いました。発車まで時間がありましたので、駅前を流れる川で過ごしましたが、岩と岩との間を飛び跳ねる長男は、日帰り旅行中いちばん楽しそうに見えました。

ここから江差行きのタビマスターズを発見して旅を楽しみましょう。